企業分析

KDDIから学ぶ、通信業界の今後🔰

みなさんこんにちは、りんです。

今回は、私が長期保有&単元化を目指すKDDIに関連する以下の内容をまとめました!

☑そもそも通信業って?

☑通信業界の今後は?

☑5Gってなに?

☑最後になぜKDDIを購入したのか

話題となっている5Gも踏まえて解説しています◎

それでははじめましょー!

通信業界の現状

通信業界の分類

そもそも情報通信業ってなにかご存じですか?

総務省による「日本標準産業分類」大分類Gにはこうあります。

情報の伝達を行う事業所・情報の処理や提供などのサービスを行う事業所・インターネットに付随したサービスを提供する事業所・および伝達することを目的として情報の加工を行う事業所

ちょっと難しいけどイメージ通りですね。

さらに詳しく見てみると5つの中分類に分類されます。

通信業放送業情報サービス業インターネット付随サービス業映像・音声・文字情報制作作業
固定電話、携帯電話テレビ放送局ソフトウエア開発サーバ運営、コンテンツ提供映画、ビデオ、広告

その中でも今回は(情報)通信業に焦点を当ててみていきます!

寡占状態

最近は格安SIMが出てきたとはいえ、いまだ大手キャリアが優位なイメージですよね。

そもそも通信業のメインである通信回線には以下の3種類あります

  1. 固定回線・・7割を光回線が占める(例:フレッツ光)
  2. モバイル回線・・スマホや携帯電話向けの回線(例:3G,4G)
  3. 海外との通信・・海底ケーブル/衛星通信

どのくらい寡占なのかというと、、、

1.固定回線では

NTT東日本or西日本→他の事業者→顧客 という流れ

2.モバイル通信ではシェアとして三社で約85%を占める

1位:NTTドコモ(38.1%) 2位:KDDI(27.9%) 3位:ソフトバンク(21.4%)

このように通信業界は寡占化が著しいです。

大手三社を見てみると

・NTTグループ:NTT東日本/西日本、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズなど

・KDDIグループ:KDDI、沖縄セルラーなど

・ソフトバンクグループ

など様々なグループ会社がありますね。

ではなぜ寡占は悪いイメージなのかメリット・デメリットを見てみましょう

メリットデメリット
安定した供給価格競争がなく、値段が下がりにくい
サービスなどの選択肢が少ない

この状況を打開すべく、政府は

【2年契約の違約金大幅値下げ】や【販売したスマホを他社回線で利用できないSIMロックの解除】→携帯電話会社の乗り換えをしやすくし、価格競争を促した。(19年7月)

また、「電気通信事業法」で割高の原因となる端末代金+通信料のセット割引を原則禁止にするよう改正し、通信料金が家計に占める負担を下げる政策を行ってます。

⇒だからこういった政策を進める菅さんが総裁に選ばれたことで、株価が低下しているんですね◎(2020.9.14)

市場規模

現在、情報通信業の売上高は約49兆円。そのうち中分類:通信業は35.1%を占め、とても大きく安定した市場であることがわかります。

だって私たちの生活必需品となりつつありますよね◎

※49兆円ってオーストラリアの国家予算とほぼ同じですよ!信じられない金額ですね

しかし、

・総務省のデータによると携帯電話に限っても普及率は133.3%と高い

・固定電話を持たない世帯が増えている

・政府が通信料金の値下げを求めている→顧客単価の低下

などの要因もあり、安定はしているが今後右肩上がりとなるような業界ではない考える方も多いとおもいます。

それでは次の章で、通信業の今後を考えてみましょう~

通信業界の今後

大きく二つの要因を考えてみましょう

格安SIM

近年、この言葉をよく耳にしますね。

UQモバイル、楽天モバイルなどCMでも見かけることが増えました。

その中でもみんなの大好き【楽天モバイル】は三社の寡占状態が続く通信モバイルにおいて、10.5%と4位となるシェアを伸ばし続けています。(第4の携帯業者)

ただし、楽天モバイルはドコモ回線、LINEモバイルはソフトバンク回線など大手他社回線を利用しています。

そのため速度が遅くなる、キャリアメールが使えないなどまだまだデメリットもあるようです。。

格安SIMの登場で価格競争が促される反面、まだまだ大幅な寡占状態からの脱却は起こらなそう

5G

この単語も最近よく耳にしますが、私も何となく知った気になっているだけでした。。

そもそも5G=5th Generation =第五世代移動通信システムといいます

通信の歴史を少し確認しましょう🌷

特徴
1G(80-90年代)地域ごとにアナログ無線技術
2G(1999年-)データ通信(メールなど)サービス
3G(2000年代)世界標準&高速化
4GLTE技術&スマホの普及
簡単に言うとGが大きくなると高速&大容量になる

それでは5Gについて詳しく見てみよう🌷

メリットデメリット
多数の媒体を同時に接続→イベント会場など人が集まる場面で高周波を利用
大容量のダウンロードをより高速で身体に悪影響の可能性
低遅延→自動運転システム

つまり5Gによって

人が集まる大規模なイベントや、企業、国レベルの事業にも対応できるようなデータ速度の高速化が可能になる

また、データ速度が速くタイムラグが少ない(低遅延)ことを生かし、自動運転技術への応用が期待されています。

4Gでは0.01秒だったタイムラグが、5Gだと0.001秒以下になるんです!

(例えば人を認知しても、ブレーキがかかるまでに時間がかかったら事故につながるので。。)

しかし、現在2~3kmおきに設置されている小型基地ですが

高周波である5Gでは長距離通信が難しく、基地局を20~100mおきに設置する必要があるんです。

これによりヒトが多くの電磁波にさらされる

普及にコストがかかる

という難点があり、解決が急務となっています。

※現段階で人体に悪影響を及ぼす確証はないとされているが、ベルギー(ブリュッセル)など実験・導入を国レベルで禁止している国もあるほどです!

では今現在日本では、どの程度普及が進んでいるのでしょうか?

☆大手キャリア会社がこぞって5Gの試験サービスなどを開始

例えば、、、

・ソフトバンク→バスケ日本代表観戦inさいたまスーパーアリーナ

・KDDI→ドローンを使った警備への活用

・NTTドコモ→ラグビーワールドカップ2019の観戦

などなど。。

各会社の試験実施状況より、日本で5Gは少しずつ導入されていくと考えられるでしょう!

よりリアルにタイムラグがない状態でたくさんの人と動画が共有できるなんて、楽しみですね~◎

詳しく知りたい方は平成30年度に発表された総務省の資料をご覧ください👇

https://www.soumu.go.jp/main_content/000633132.pdf

今後の通信業界を取り巻く状況について簡単に理解していただけたら、

次の章で具体的な企業の特徴を比較していきましょうー!!

各社の株価指標比較

☆この章では実際に大手各会社を比較してみます!

優良企業ならわざわざ比較しないで全部買えばいいのに!と思う方もいるかもしれません。

しかし私はどんなに優良企業でも、業界は分散させたいと考えております。

銘柄が多すぎると分析しきれないため、個別株は5銘柄前後のみ単元化を目指したい⇒同じ業界は長期的に同じ動きをしやすく、リスクが増えるため避けたい

(メインである分散投資は投資信託で米国に投資しています)

株価指標があやふやな方は、コチラのブログで解説しています↓

※あくまで投資は自己責任でお願いします。

※2020/6/3時点

NTTドコモ(9437)KDDI(9433)ソフトバンク(9434)
EPS安定した推移21.3期を除き右肩上がり不明
PERN/A11.6倍13.5倍
PBR1.9倍1.7倍6.5倍
営業利益率20%前後を推移20%前後20%を推移
営業CF過去8年以上+過去8年以上+過去5年以上+
時価総額約9.8兆円約7.4兆円約6.5兆円
ROE11.3%14.6%47.3%
配当性向67.7%42.3%86.0%
自己資本比率69.7%45.8%10.2%
その他特徴・上場以降一度も減配なし
・6期連続増配
・配当性向40%超える配当を目指す
19期連続増配
配当性向85%を目安とする配当を目指す
・株主優待なし
日経平均株価が上昇しているため、現時点の株価指標では割高気味ですね
※N/Aとは情報が不足していて正確なデータが取れないことです
※無料サイト「バフェットコード」より

この表を見る限り、3社とも営業利益率が15%を超え、いわゆる【エクセレントカンパニー】と呼ばれる高収益企業です。

「もうけすぎ」との批判が生まれ、政府が介入しようとするのも無理ないですね笑

ではここから、私がなぜKDDIを選んだのか。

※あくまで私の主観に基づくので投資は自己責任でお願いします

理由はメリットとデメリットのバランスが良いから

各社のメリット・デメリットをまとめました!

メリットデメリット
NTTドコモ業界の4割を占める売上、高い自己資本比率配当性向が高め
KDDI配当性向が低く増配余地あり
ソフトバンク配当金が親会社の資金となるため、減配しにくいROEの上昇要因が財務レバレッジの上昇※
※ROEについては、難しいので以前のブログで簡単に解説してあります

どの企業も優良企業でどこの株を買うか迷っちゃいますよね~笑

あとは、自分がどのような投資を行いたいかで銘柄を決定するのが一番だと思います。

自分で納得して投資をするのが一番です!

まとめ

通信業界は今回のコロナ騒ぎで再注目されています!

すでに高い普及率を誇るため市場として成長の低迷も考えられますが、他社と競合するのではなく

5Gなどとともに通信業と親和性の高い教育やエンターテインメントとの融合で今後も期待できそうですね◎

5Gによる経済効果は46兆円とも試算されています。

ただいままで通りとはいかない中で

各企業が時代に合わせてどのような戦略をとるのか

これからも注目したいです!

どの銘柄も素敵だからこそ、業種が偏らないためにも分析し、自分に合った銘柄の単元化を目指したいと思っています。

少しでも皆様が通信業界を知るきっかけとなればうれしいです😊

最後までお読みいただきありがとうございました♡

少しでも多くの人が投資を始めるきっかけとなりますように。

りん

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